木曜日
いにしえの頃、
仁徳天皇陵のような大きな古墳をつくるために、土木作業で使う“くわ”や“すき”などの鉄器をつくる優れた技術を持っているたくさんの人が堺に住むようになりました。
その人たちがやがて刀や包丁をつくることになり、16世紀の鉄砲生産へとつながってゆきます。
明治になり、自転車が輸入されるようになると、修理のために鉄砲つくりの技術が役立ち、やがて部品や完成品をつくる多くの会社があらわれ、
堺は「自転車のまち」として世界的に有名になりました。
しかし、
近年は大きく様変わりして、世界レベルの部品メーカーである島野さんを除いて自転車関連会社は少なくなっています。
そう言えば、
親せきがスポークを製造していたのもずいぶん昔の事だなぁーと、そんな想いにふけりながら堺区大仙中町にある自転車博物館に行ってみました。
会館は大きな建物ではないので展示品は多くないのだろうな、と予想をしていましたが、それは的中でした。
でも、
今まで、写真や映像でしか見たことのなかった前輪が大きい19世紀末ごろの自転車や三輪自転車、5人乗り自転車、200年前に造られた最初の自転車のレプリカ、
そして、レース用自転車で実用化されている最新技術の電動変速機付き自転車などが展示されており、一点一点の見ごたえは十分でした。
昔の自転車には優雅なおもむきとアールヌーボのような装飾の美があり、最新の自転車デザインもまたそれなりにいいなーと思いました。
博物館は、通常は月曜日が休みです。
開館時間は、午前10時から午後4時30分。
入場料金は、大人300円、中高生200円、3歳から小学生と65歳以上は100円です。ただし、土曜日は小中学生は無料になります。
詳しくは、ホームページで確かめてください。
http://www.h4.dion.ne.jp/~bikemuse/
子供のための手つくり教室やいろいろなイベントもあるようです。
会館には、自転車関連の本が集められている図書室などもあり、自転車好きの人にとってはいい時間が過ごせる場所です。
今後長く続く事が確実と思われる“自転車”のトレンドは、これからの堺のキーワードになる。自転車が安全に走れる街づくりや自転車好きの人のためのマンション建築。また、泉北ニュータウン全域を使った日本版ツール・ド・フランスなどのイベントが開催されれば、堺は日本中の注目のまととなり活性化がすすむだろう、などと想いながら博物館をあとにしました。
隣接する大仙公園内の日本庭園も四季おりおりにことなる美しさが楽しめておすすめです。中央図書館もとなりにあります。
ちなみに、
博物館から1分の静かな住宅街の中に、今は売買情報はありませんがタイル張りが美しい“ライオンズマンション大仙公園”があります。
人気のマンションです。